Zmain
□花火
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そんな一部始終を見ていたルーファウスだったが花火大会が開催される日時が…
「…明日だ…」
「「え?」」
そう、花火大会が開催されるのは明日の夜。
「今日中に終わらせられるのか?レノ」
「うっ…ι」
どうしよ…、と悩んでいるレノ。そう悩みながらも、チラチラと横目でツォンの様子を見る。
「……(ルード…助けてくれ(泣)」
「…(無理です。ツォンさんι)」
小声でそんなやり取りを交わしつつ、レノが諦めるまで我慢してみることにしたツォン。
そして、なおもツォンの様子を探るレノ。
そんなこんなで一時間後
「…分かった…」
先に白旗を上げたのはツォン。
「そんなに言うんなら(言ってないけど)仕方ない…」
「つ、ツォンさん…!!!」
皆が驚きの表情。なぜならいつもなら仕事を優先だ、とか言われて終了だからだ。しかし、驚きの表情を作っていたのは"ルーファウス以外"の皆。そして当のツォンは顔が青ざめていた。