Zmain
□神羅、タークスの一大事
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「ふわぁ〜……眠いぞ、とー…」
深夜
タークスのオフィスに一際目立つ赤髪のレノという男が机にかじりついていた。
「う〜、てかこんなに残業やらせるなよ、と…あんのバカ社長…」
さりげに大会社の社長、しかも自分の上司にバカ発言をしたレノ。
「コーヒーでも何でもいいから、何か…飲も…疲れた……」
コーヒーを淹れようと席を立ったところ、丁度よく誰かの机の上に缶コーヒーが置いてあった。
「お♪ラッキー♪バレたらまた買えばいいだろうしな、と!!んじゃ、いただきまーす!」
いつからこんな悪い子に育ったのでしょう……レノは缶コーヒーを手に取り、自分の机に戻りコーヒーを飲んだ。
それが
悲劇の始まり?
「ん〜♪やっぱり、コーヒーは美味いぞ…と…あ…れ?急に…眠く……」
それからレノは自分の机の上で深い眠りに堕ちた…。