異端者

□異端者2
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あれから俺は、凛って暗部のことで頭がいっぱいだった。

自分なりに色々調べたけど、大した情報は何もなかった。
ただ分かった事は…

任務達成率 100%

しかもほとんどSSランクの任務。
それもすべて一人で。


「あ"―もぅ!こんなすげーヤツなんで今まで知らなかったんだ!!」


「な―に騒いでるの漸?」


パッと顔を上げると目の前にはカカシとアスマが立っていた。
この二人も暗部に入っており、ナルトの事も知っている。
今日は三人での任務だった。


「お前が悩むなんて珍しいな。」


「…なぁ、ちょっと聞きたいんだけどよ。」


一人で調べていてもらちがあかないので暗部経験の長い二人に凛のことを聞いてみることにした。


「暗部総隊長の凛ってヤツ知ってるか?」


「あ〜凛ネvV知ってるよ。有名人だもん。」


「確かお前が暗部に入る少し前から噂を聞くようになったな。」


俺がはいる少し前…ってことはまだ若いのか?


「知ってる事全部教えてくれ。」


「って言っても…俺たちもそんな知ってるわけじゃねぇからなあι」


そう言ってアスマは困ったように頭をかく。
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