宝物、GETだぜ!(何
□愛のあかし
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今日俺は土方と初デートの約束があるから凄く気合いが入っていた。
(―…トシは格好よすぎるから他の女の人が一杯見るよな……トシの目が移らないようにしなきゃ!!)
俺が言うのもなんだけど、土方はもの凄く格好いいから女の人が寄ってこないか不安だ(信じてるけどね)。
だから今日は銀サン頑張って色気を出したいと思いました。
……アレ?作文??
何て事を考えながら上着のチャックをいつもより下に下げて着流しを少し緩く着た。
うん!!いい感じ♪
そんな事を思いながらウキウキと恋人を待った。
―――――――――
「近藤サン!!これでいいと思うか?!」
「おぉトシ!いいと思うぞ!!…それよりも、早く行かねぇと万事屋が待ちくたびれちまうぞ」
「もうそんな時間か?!ありがとな、近藤サン!」
近藤サンへの礼もそこそこに俺は万事屋に向かった。
いつも寂しい思いさせちまったから今日は存分に楽しませようと思っていた。
だがデートなんて全然したことないから初めてデートする中2男子みたいに朝からバタバタしちまった。
でも銀時に少しでも格好いいと思ってほしかったから迷ってたら仕度に時間が掛かっちまった。
俺は急いで万事屋への道を走っていった。
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