妄想小説

□恋愛中毒E
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あのまま、少し眠ってしまったらしい。
目が覚めると快晴だった。
時刻は10時。



(トウコさんっ)



慌てて寝室の扉を開くと、すっかり落ち着いて眠っているトウコの姿。

ほっと安堵のため息が漏れる。
きっと今日一日二日酔いに悩まされることだろう…。


(まったくあなたって人は……たいして飲めもしない癖に…)


青白い顔をそっと撫でて、チエは寝室を出て、キッチンへ向かった…。




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