妄想小説

□恋愛中毒B
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つつがなく毎日が過ぎていく…。

飲み会、撮影、打ち合わせ、お茶会……。


いつも通りの公演。


―――のはずが…。



チエは落ち着かない毎日を送っていた。
あの初日から、トウコの様子がどうにもおかしい。

別に取り立てて変わった様子が目に見えてわかるという事ではないが。
雰囲気が。
空気が…違う……
と言うのだろうか。
あの跡を見てしまったせいかと思わなくもなかったが、ついに組長直々のお声が掛かった。

「チエ、なんか聞いてない?」

ウチにはいつも通りに見えますけど?


とごまかし、トウコと一度、話をしようと決意した。





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