ひだまり喫茶店
□蜂蜜色の少女
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「はい、どうぞ。銘柄は私が好きなものを選んだのだけど…口に合うかしら」
「頂きます…」
砂糖を2つ程落とし、カップを口に運んだ。
「…!これは…」
何だこの飲み物は…!
…な…なんて美味しいんだ…!
目の前にお花畑が広がる。
うふふ…あはは…
待てよぅ、ちょうちょさーん☆(危)
俺が恍惚に浸っていると、彼女はクスクスと笑った。
「そんなに美味しいかった?もの凄く幸せそうな顔してるよ?」
ハッ…!俺とした事が!
「っそ、そんなんじゃねーよ!///」
クール&スパイシーな俺(←既におかしくなってる)のキャラがガタ落ちだ…!
…でも、本当に美味しかった。今までインスタントしか飲んだ事は無いが、あれは数ヶ月そこらで習得出来るものでは無い筈。