御劔
□3話
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あれから半刻ほど飛んだところで甲斐に入ったらしい
【俺は主の処に帰るから】
《ふーん。ついて行って良いか?》
【好きにしたら?】
案内してくれた鴉は素っ気なく返事してスィーっと飛んでいく。
《…………(もしかしたら佐助に会えるかも、だしな。)》
俺は鴉の後に続いて飛んでいく。
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