御劔

□10話
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そろそろ伊達軍の陣地に入るという手前で那拓は木の枝に止まり真っ直ぐ前を見る


≪…(さて、何が目的か…)≫


ふと、話し声が聞こえ目をそちらに向けると武装した伊達政宗とその家臣 片倉小十郎がいた


小「政宗様!!何故この様な無意味な戦など…」

政「AH〜?無意味な…?」

小「幾ら甲斐の娘を気に入ったからといって、戦など…!」


この戦に不振を持った小十郎が政宗に異論を申し出てるみたいだ。


政「…あいつの身のこなしは様は忍その物だ。なら奪うまで」

≪…(忍?伊達政宗…くの一に会ったのか)≫


双輝は佐助の元に報告をしようと身体の向きを変えたとき



政「月の光を浴びたあのbeautifulなsilver hair[銀髪]…睨み付けるかのような鋭いred eyes[紅い瞳]…傍に獣を従えるposture[姿勢]…perfectだ」




…待てよ…?
この前伊達政宗と会ったことあるよな?


よし、確認だ。
俺の髪の毛の色は?
━━トリップしてから銀髪に変わっていた。

俺の瞳の色は?
━━これも同様、紅に変わっていた

俺は何を従えれる?
━━朱雀神として全生物を…



…すまぬ佐助
この騒動…原因は俺みたいだ…




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