御劔
□8話
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佐「…はぁ、旦那そろそろ八時-やつどき-だy幸「そうであった!!!うおぉぉお!みぃなぁぎぃるぅぁぁぁあ!!!!」
……双輝は今まで通り俺様の鳥として働いてもらう」
佐助の言葉に那拓は俯いていた頭を上げる
『いいのか?俺が何かする前に始末した方が楽なのに…』
そういう那拓の右手は拳を作り痛いくらいに握る…
佐「そうなんだけどね〜
俺様の鳥が負傷しちゃってさ〜」
『(最近漆黒を見ないわけがそれか…)俺を利用するのか』
佐「簡単に言えばそうだね」
佐助は冷たい目で那拓を見る
その目は那拓にとって慣れたもので
それより傷付いた羽根が痛む
『……はぁ、いいよ
どうせ行く宛もないし。』
翼を消しながら了解する
佐「へぇー…自由自在だね」
『俺の体だからな』