御劔
□4話
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飛んでいくとソコに居たのは、彼の有名な猿飛 佐助だった。
《ワァオ、(まさかこんなに早くに御目にかかるなんて…)》
那拓はちょっと苦笑い…
佐「あれ、漆黒。それ何?」
……あれ?幻聴かなぁ?
この人今、鳥を“それ何?”って言いませんでした?
あはは、聞き間違えだよね。空耳だよね、幻聴だよね。
ガシッ
Σうわっ
掴まれたよ!鷲掴み!いてぇよ!
佐「……良い体格してるね。忍鳥に丁度良いね。」
……………嫌だなぁ…
《漆黒ぅ〜……あれ!?居ねぇ?!いつの間に?》
助けを求めようと後ろを向いたら、さっきまでいた漆黒はいなかった