御劔

□序章
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俺は暗い闇の中にいた…上も下も解らない中、ただ浮遊感に浸っていた





[那拓………]




誰かが呼ぶ…俺を呼ぶ




[那拓……]




か細い声で、悲しみに満ちた声で呼ばれる俺の名前…






[那拓………たす……]




たす……?
なんだ、この声は…すがりつくような必死な声…





[那拓!助けて!
あの世界をあの人たちに光を!!]




『うわぁぁあ!?』






 

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