螺旋
□5話
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あの後、ナルトは必要最低限の荷物を持ってナタクの家に戻ってきた
『…本当に少ないね…』
少し大きめの鞄に精一杯詰め込んだ服だけ…
『まぁ、他は買いに行ったら良いか』
ナル「なぁ、ナタク」
『んー?』
ナル「ナタクは年いくつだってば?」
ナルトは自分と同じくらいの背丈に容姿、でも言葉遣いが丁寧で同い年とは思えない
『(…この身長だと)10歳だよ』
ナル「俺と同じだってばよ!」
そんな会話をしていると、火影がやってきた
火「ナタクよ」
『はい』
火「本当に任せてよいのだな?」
『はい』
火影は下を向きナルトを想う
火「(コヤツに預ければどうなるか分からぬ…、じゃが他に預ければナルトは…
此処はやはりコヤツに賭けるしか…)」
『…私、いや俺とナルトは似てるんだ』
火「!?」
ナタクは話し出す、自分の過去を…