Mint 2
□Winter again
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「あの、わたくし…――キラと食事…ご一緒したい…です///
もし、差し支えなかったら…わたくしの家でもよろしいですか…?」
キラは驚いた様子でラクスを見つめた。
今、ラクスは何て言った?
ラクスは、固まってるキラに構わずに言葉を紡いで行く。
キラの顔が、かなり驚いて居て悲しげに見つめているのがラクスの瞳には映っていた。
「…――キラとお話したいんです…ダメですか?」
ラクスは少し困ったように、でも、真剣な眼差しをキラに向けて言葉を紡いだ。キラもラクスと話がしたかった。だから食事に誘った。
キラは今、ラクスの彼氏には悪いと思いながらも再会したラクスに今までの気持ちなど話したくて堪らなかった。
だから、コクンと頷いた。
キラとラクスはラクスのマンションへと向かう途中食材を買い、互いの仕事の話をするだけでここではプライベートの話は一切出てこなかった。
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