Endless waltz

□Act.3 秘密と願い
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「大量には飲まないよ…。だけど空腹時は結構吸っちゃうかも…――
…――ってか、ずっとお預けだったから今欲しいんだけど…――」



「あっ…――そういえばまだでしたよね…」



ラクスは髪を片方に寄せ、首筋をキラに見せる。
すると、キラは小さくお礼をいいラクスの首筋に唇を這わせ一気に噛み付くように血を吸い始めた。



ガブッ…――



「ふっ……んッ……結構…――クラクラしますのね…――」









あれから、ラクスは貧血で少し頭がクラクラとするため、ベッドで横になりながら話をした。
キラはかなりの空腹で制御出来なかったと謝りながら噛み口を丁寧に舐め、包帯を巻いていた。




「…ごめん…――。大分、力も戻ったし次からは多分そんなに飲まないと思うから…――」


「構いませんわ…――キラが幸せなら…――」



それだけ言うとラクスは眠りについてしまった。
キラはそれを見てから窓に向かって話し掛けた。



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