□クポクポちゃいるど♪
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「ジェネシス、セフィロス、クラウド、任務の内容はしっかり頭に入っているか?」

「ああ、大丈夫だ」

「問題ない」

「いつでも行けます」



真剣な表情で頷く3人に、アンジールは満足げに頷き返す。

今回の任務には、2ヶ月前から下調べをしたり計画を練りに練ってきた。
それに加え、自分を含めた4人の身体能力などを考慮すれば、今回の任務が失敗する事はまずないだろう。

だが…と、アンジールは気を引き締める。



「今回の任務は、オレたちにとってはそう難しくないだろう。…しかし、未知の部分がある以上、不足の事態にも備えなければならない」

「大丈夫だろ?先行部隊の俺とセフィロスとクラウド君、問題が起きた時のサポート役としてアンジール。役回りはちゃんと取り決めただろ?」

「アンジールは心配しすぎだ」



アンジールの心配をよそに、親友2人は不敵に笑う。
「そういった過信が一番心配なんだ」とアンジールは溜め息をつきたくなったが、この2人に何を言っても仕方ないと諦めた。

「アンジール、心配しなくても大丈夫ですよ。万が一の時は俺もサポートに回りますから」

「クラウド君……頼りにしてるぞ」



頼れる人間が一番経験も年齢も下のクラウド1人のみである事実に、アンジールは少し虚しく思った。



「…アンジール、そろそろ任務開始時刻だ」

「ああ。…準備はいいな?」

「「「OK」」」



5…4…3…2…1…



「0!任務開始!」

「「「ぅおーッ!!!!」」」



0カウントと同時に開きだした扉に向かい、4人はいっせいに駆け出した。

扉をくぐり抜け、眩い光に包まれた4人を待ち受けていた光景…それは―…‥





























『いらっしゃいませ〜♪本日は、子供用品専門“クポクポちゃいるど”エッジ店新規開店にお越し頂き誠にありがとうございま〜す♪』



妙に明るい笑顔を顔に貼り付けた店員達だった。



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