絶望的最終幻想

□魔胱都市は今日も平和です。〜冬ver〜
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「まぁいい…そんなことより、いつまでクラウドを触ってるつもりだ?セフィロス」


な〜でな〜で…
そんな効果音が聞こえそうな程にクラウドの背中(むしろ腰)を触り続けるセフィロスの手に、ジェネシスはグリグリとLOVERESの角を押し付ける(えぐるように)。


「失礼な奴め、人を変態のように言うな。貴様はクラウドがむせてしまって可哀想だとは思わんのか?」

「お前を変態と呼ばずに誰を呼べばいいんだ!!」

「そういう貴様こそどさくさ紛れにクラウドの肩に汚い手を回すな!!クラウドが汚れる!!」


クラウドに触りたい気持ちは分かるがどっちも変態なのに変わりはないぞ、とアンジールとザックスは冷たい視線を送る。
クラウドは、密かに2人のポイントを100点づつ減点した。


「そういえば…アンジールさん、ミッドガルって普段雪降らないんですか?」

「あ、そっか。クラは今年入隊したばっかだから知らねぇのか!此処って魔胱の影響かなんか(アバウト)で雪なんて五年に一回ぐらいしか降んないんだぜ?」

「ザックスには聞いてないよ」


バッサリっ…
ザックス君は「よよよ…っ」と泣き崩れました。


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