絶望的最終幻想
□‡サクラチル‡
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“オマエは知っているか?”
スコールから唇を離した瞬間……脳裏に懐かしい女の声が蘇った。
「こんな時にアルミティシア様を思い出すなんてな…」
“オマエは知っているか?
古の英知を…”
「…………」
“古の英知…古代魔法をオマエに与えよう”
「…アルミティシア様…」
蘇ってゆく女の声は、いつかスコールと対峙していた時の記憶…。
そして…頭の中を巡るのは、かつて彼女から伝授された1つの禁断の魔法。
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