02/15の日記

00:57
貴音「えくすとりぃむばぁさす?」
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響「なんだー? 貴音しらないの?」

貴音「ええ、初めて見ました」

響「すっごく楽しいんだぞ! 歴代のモビルスーツを使ってチーム対戦できるゲームなんだっ」

貴音「なるほど……がんだむふぁん、には嬉しいげーむですね」

響「自分も楽しんでるぞ! やっぱりラゴゥは可愛いさぁ」

貴音「犬型のろぼっとですか、響らしいですね」

響「モビルスーツだってば!」

貴音「はい、もびるすーつ」

響「そんで……自分、対戦したくてもペアがいないんだ……。それでさ、貴音よかったらやってみない? というか一緒にやって!」

貴音「げーむはうまくできるかわかりませんが……響の頼みとあらば仕方ありません、やりましょう」

響「おおっ! ありがとう貴音! じゃあ早速やってみよう」


ジャギーン

貴音「こ、これは……どれを使えば良いのでしょう?」

響「うーん、最初はコンピュータ戦を万能機でやるのがいいかな」

貴音「ばんのうきですか」

響「射撃と格闘の両方をこなせる機体のことだぞ」

貴音「なんと」

響「その最初のガンダムってやつか、F91ってやつがいいと思うぞっ!」

シャキーン

貴音「あっ 押してしまいました」

響「し、シナンジュ!? でも武装もそれなりに揃ってるし……なんか高貴で貴音っぽいからいいかもね!」

貴音「照れますよ、響」

響「よーし、左のボタンから、ビーム、剣、ジャンプとか移動、下がターゲットだぞっ」

貴音「いきなり言われても分かりません……」

響「ま、まぁとにかく思うように押してみるさー!」

貴音「わかりました」



貴音「っ! あっやられました」チュドーン

響「大丈夫大丈夫! 1回だけならやられても大丈夫!」

響(なんか貴音、楽しそうだぞ)

貴音「なるほど このクルクル動く攻撃は強いです」

響「バズーカは確かに重装の主力だぞ。自衛にも使えるし、それの強さに気づけるのはすごいなー」


シャキーン

貴音「……? なんだか早くなったような」

響「高機動モードになったぞ! ていうか同時押しがあるの知ってるの!?」

貴音「ここに書いてありました。さぶ射撃、特殊射撃、特殊格闘」

響「お、おぉ……(貴音すごいぞっ)」


 WIN!

貴音「なんとか勝てたようですね。響のおかげです」

響「いやいや、自分慣れてるからな……アハハ」

貴音「しかしなるほど、これは面白いですね」

響「ほんと!? じゃあやろうやろう!」

貴音「げーせん、はあまり好きではないのですが……」

響「じゃ、じゃあ今度家庭用買おっか……」

貴音「自家用のがあるのですね ならばそれを買うに越したことはありません」

<ジャギーン ジャギーン

響「自家用……う、うん、そうだなっ……ん!?」


ピーピーピーピー(アラート)

響「ま、まずい! 乱入だぞっ!」

貴音「乱入ですか。では皆で協力して戦いましょう、4人いれば心強いです」

響「違うんだ貴音! このゲーム、4人まで出来るけど基本2対2の対戦ゲームなんだ!」

貴音「なんと! ということは、あの殿方2人は私と響と対戦するおつもりなのですね」ヒョコ

響「うわ、よく見たらジュピターのあいつらか……不安だぞ……」

貴音「がんばりましょう、響」



翔太「うわ、入っといてなんだけど相手初心者くさいよ? 冬馬くんも酷いなぁ」

冬馬「うるさい、正々堂々とやってるだろ。お前こそ隠者選んどいて良く言うぜ」


デーンデデーンデデーン

響「うわ、フルクロスと隠者か……きついぞ」

貴音「始まりますよ、響!」

響「う、うん……」

響(貴音には悪いけど、この勝負はちょっと厳しいさー……)



翔太「うわ、このシナンジュ……冬馬くん、加減してあげた方が」

冬馬「加減するのも相手に悪いだろ。全力でやる」コノシュンカンヲマッテイタンダー!

響「あう……ブメきつい」

翔太「僕さがってるからねー」モウヤメルンダッ



響「ごめん貴音! やられた!」

貴音「響! あっ、目を話している隙に……ずるいです」ハッハッハ、ソレデコソダヨ

響「貴音、とにかく逃げて! 自分がなんとかするぞっ」

貴音「は、はい!」

冬馬「おせぇ」ムラマサブラスタァッ

響「くそぅ引っかかった! ってこのコンボ……舐めプしたなぁ……っ!」


翔太「ごめんね、無視するわけにもいかないから」ヘァーッ!

貴音「あっ! あ、あっ すごく喰らいました!」

響「貴音! 大丈夫だから落ち着いて!」


ギューン…!(LOSE)

貴音「す、すみません響……起き上がった途端、妙な円盤に……」

響「いいよ、仕方ない……言い訳だけど相手があの機体じゃ分が悪いし。貴音はじめたばかりだもんね」ニコ

貴音「本当にすみません……」ペコッ

響「それにしても感じ悪いな……あんな機体で入ってくるなんて」

翔太「うわ、睨まれてるよ冬馬くん」

冬馬「お前もだよ」


翔太「あーあ、コンピュータ戦は退屈だねー」ヘァーッ ヘァーッ

冬馬「うるさいから緑ロック特格やるなよ」


<ジャギーン
   <ジャギーン

ピーピーピーピー(アラート)

冬馬「懲りない奴らだぜ」

翔太「今度は加減してあげようねー、格CS禁止」

冬馬「まぁNサブで喰うけどな」


デーンデデーンデデーン

冬馬「階級を隠してやがる……。機体のチョイスは、さっきよりマシか」

翔太「初代とシャゲって……原作好きなのかな」

冬馬「まあ、ありがたく勝率稼がせてもらうぜ」

??「……」コノォーッ

冬馬「開幕ジャベリンかよ……やる気あるのか?」

??「……」ララァハカシコイコダ

翔太「開幕エルメス……え? なんかこっちが舐められてるみたいだけど……」

冬馬「ふざけてんな……速効で片付ける」

翔太「あーあ、怒っちゃった」


冬馬「2kのトロいブーストなんか関係ねえぜ」コノシュンカンヲ ガン、ガン、ガスン!

冬馬「なに!? 喰いやがった!!」

翔太「1stもシャゲも横は先に出されたらきついよ! マグレマグレ!」

??「」ガン、ガンガン!ガガガガガガッ!

翔太「うそっ!? N格から入った!!」

冬馬「どうなってやがる! こりゃさっきのとは別人だな……!? 動きが違いすぎる……くそ、クロスかよ……おい、早く片方追え!」

翔太「そう言われても……ナギナタをうまく巻いてくるんだ あっゴメン落ちた!」


響「すごいぞ……この2機相手に……」

貴音「相手は余程の猛者なのですね……面妖な……」


翔太「と、冬馬くん!? 2人とも後ろで観てるんだけど!!」

冬馬「やっぱりか! じゃあ相手は誰なんだ!」モッテクレ…オレノフルクロス!


??「ふふっ」キュイーン!

翔太「わわ、どっちも覚醒した……冬馬くん任せた!」

冬馬「仕方ねえ……」


響「相手、たぶん2人とも金プレだぞ……」

貴音「金ぷれ?」

響「うん、金プレまで行ったらもう上級者って言っていい……かなり強いってことさー。それに比べてジュピターは銀プレ」

貴音「単純に、銀は金の下なのですか?」

響「そうそう! だから腕的には相手の方が上のはずかな。「青の歌姫」と「メインヒロインなのに」か……知らないぞ……」


??「そこぉっ」イクゾォ、ソコダッ

翔太「わわ! 覚醒技もらっちゃった!」

冬馬「何やってんだよ……お前2落ちでいくぞ!」


響「すごいなあの動き……? うますぎる」


??「えいっ」ガンタンクデエンゴシマス!

冬馬「クッ、いいタイミングじゃねえか……ていうかハヤトうぜぇ……」


響(おまえらのほうがうざいぞ……)


冬馬「く、嘘だろ……ナギナタ直刺ししやがった」

翔太「冬馬くん寝てて!」

冬馬「早くしろよ!」


貴音「けんかを始めたようです……止めるべきでしょうか?」

ギューン(LOSE)

冬馬「ど、同時落ちか……すまん」

翔太「ううん、僕もごめん。ていうか相手うますぎない?」

冬馬「ああ……誰だ?」


??「2人とも、カタキはとったよー!」

??「ちょっと春香……相手と目が合ったらどうするの」

貴音「なにやつ!?」

春香「えへへ、勝っちゃった」

響「え!? 春香と千早!?」

千早「お節介だったかもしれないけど……春香がカタキとろうって……」


翔太「……かえろっか」

天ヶ瀬「ふん……」ザッ




千早「あの人たち、よく初心者狩りをして階級あげてるのよ」

響「ど、どうりであまり強くないと思ったぞっ」エッヘン

貴音「すみません 私のせいですね……」シュン

響「あっ、そ、そうじゃなくって!」

春香「貴音さん、ガンダム始めたんですか?」

貴音「ええ。先ほど、初試合を」

千早「初見であそこまで動けるなら、結構うまくなれると思いますよ。四条さん」

貴音「ありがとうございます。しかし響に迷惑を……」

響「ああもう! うそうそ、自分が弱かったんだぞ! 貴音のせいじゃない!」

貴音「響は優しいですね」ギュッ

響「う、うぐぅ……///」


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