02/07の日記

18:13
春香「プロデューサーさんって彼女いなさそうだよね〜」
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春香「プロデューサーさんって、いい人だけどそれだけだよね〜」

美希「結構カッコイイけど、恋愛対象に考えるのはちょっとどうかな、って思うな!」

千早「そうね、すごく信頼できて安らげるけどやっぱり歳の差がありすぎるわよね」

真「歳の差だけじゃないでしょ〜、意外に男らしいけどそれだけじゃね」


雪歩「優しくていつも守ってくれるけど、好きとかじゃないですぅ……」

あずさ「確かに包容力はあるけど、運命の人、のイメージじゃないわよね〜」

伊織「あのバカが恋人なんてありえないわよ! ま、気が利くとこだけは普通のバカと違うけどね」

やよい「伊織ちゃん! バカバカ言ったらダメなんだよ! プロデューサーはお兄さんみたいですー!」


亜美「にーちゃんはいじって楽しむもんっしょ〜」

真美「そうそう! どんなに忙しくてもちゃーんと相手してくれるもんね〜」

貴音「確かに……週に一度はらぁめん屋に連れて行ってくれます。ですが……」

響「いつも可愛い可愛いってセクハラばっかり……変態プロデューサーは嫌いだぞ……」

春香「まあ、あれだよね。プロデューサーさんが好きだなんて、」


 「「ありえないよね〜!」」 アハハハハハ


全員((……これならいける!))



春香「でもほんと、プロデューサーさんって彼女とかいなさそうだよね〜」

美希「わかるわかる! きっと食事とかもコンビニ弁当ですませてるの!」

律子「ネクタイの柄もローテーションだしね」

真「そうそう! 一昨日は水玉、昨日はボーダーだったから……」

伊織「今日はきっとペイズリーね。にひひっ」

雪歩「明日は多分紺の無地ですぅ!」

千早(あれ? チェックしてるのって私だけじゃなかったの……?)

春香「ほんと、プロデューサーさんもいい年なのにかわいそうだよね〜。私がボランティアで付き合ってあげてもいいかも。なんちゃって!」

春香(よし、このナチュラルな流れで付き合うことにしちゃえば……)



 「「・・・・・・」」



春香(あ、あれ? 何この空気!?)


雪歩「……笑えないですぅ」ボソッ

春香「え? 雪歩、何か言った?」

雪歩「ううん! なんでもないよ! 春香ちゃんにはもっと良い人がいるよ! もったいないよ〜」

美希「そうなの! いくらボランティアでも限度があると思うな!」

あずさ「春香ちゃんは冗談が上手ね〜」

真美「さっすがはるるん! バラエティ向きだね☆」b

春香「あ、あははは! な、なんちゃって〜(え? なんか冗談ってことにされた)」


やよい「プロデューサー、コンビニ弁当なんだー……。かわいそうですー」

貴音「この仕事は体力勝負……食は全ての源……。よきものを食してほしいものです」

響「そうだ! 今日自分が家に呼んでゴーヤーチャンプ……」

やよい「そうだ! 今夜、プロデューサーにご飯食べに来てもらおー!」


  「「!!!」」


響「や、やよい。やよいの家は大家族だから作るの大変だろ? 一人暮らしの自分が食べさせてあげるさー」

やよい「へーき、へーき! それに、今日はもやし祭りだからたくさんいたほうがきっと楽しいです!」

伊織「で、でも急に呼んだら家族も迷惑でしょ?」

やよい「大丈夫だよ、伊織ちゃん。うちは家族みーんなプロデューサーのこと大好きだもん!」

真「え? 家族ぐるみの付き合いなの?」

やよい「はい! プロデューサーって時々うちに来るんだけど、いつもおみやげを持ってきてくれるんですー。長介なんか本当のお兄ちゃんみたいに思ってて、『今度はP兄ちゃんいつ来るの?』って聞いてきますよー」

美希(やよい……ノーマークだったけど意外に手強いの)

やよい「そうと決まればプロデューサーに電話電話っと……」


律子「待って、やよい。今日はプロデューサーは夜遅くまで戻ってこないわ」

千早「そういえば、夕飯は食べてくるって言ってたわね……」

やよい「そーなんですかー? がっかりですー」


  ((ホッ))


亜美「……気づきましたか、真美警部?」

真美「ああ、間抜けが一人ひっかかったようだな……」

伊織「私も気になったわ……。千早、なんでアンタがあのバカの夕飯のことを知ってるわけ?」

千早「! ……くっ。べ、別に、ちょっと耳に挟んだだけよ」

真美「今日は兄ちゃんは朝から出張だから事務所には顔出してないよ?」

春香「そういえば千早ちゃん、今日ラジオの収録じゃなかったっけ?」

千早「ああ、今週は特番でお休みなのよ。プロデューサーも送り迎えできなかったからちょうどいいわ」

真「送り……?」

雪歩「迎え……?」

千早(しまっ……!)



律子「そういえばプロデューサー、週イチの千早の収録後は直帰してるわね」

あずさ「あらあら〜、千早ちゃんいいわね〜。ついでにおうちに上がってもらったりしてるとか〜?」

貴音「如月千早、目が泳いでいます。何かやましいことでも……?」


千早「べ、別にやましいことなんかしてないわ! 一緒に夕食を食べて……あっ!」

千早「ち、ちがうの! 最初は私がコンビニのものばっかり食べてるから、それで、あの人が、あの、プロデューサーが食材買ってくれて、あの。
 それで! 料理教えてくれて! ほら! 一人暮らしだから料理もそれなりにできて! 一緒に台所……じゃなくて、それからも私がちゃんと食べてるか気にしてくれて!
 だから、週イチの楽しみっていうか! あ、じゃなくて! 全然楽しみじゃないんだけど、でも、心配してくれてるから。だから! と、とにかく! そういうことだから!」



真美「こんな千早姉ちゃん初めて見たよ……」

やよい「千早さんなんかこわいですー……」

美希「へ、へ〜。でも千早さんの料理、もう十分上手だと思うな」

春香「そ、そうだよ! この前のお花見弁当すごくおいしかった!」

千早「え、でもプロデューサーが押しかけてくるから……ほ、本当、ありがた迷惑だわ……」

あずさ「あらあら〜、本当は千早ちゃんから誘ってるんじゃないの〜?」


千早「……」


(あ、誘ってるんだ)(誘ってるの)(誘ってるぞ)


春香「で、でも千早ちゃん? そういうの、プロデューサーさん、千早ちゃんに好かれてるんじゃないかって勘違いしちゃうと思うからやめたほうがいいよ?」

雪歩「そうだよ! 知らない人から恋人だと思われるかもしれないよ?」


千早「……///」

貴音(黙ってしまいました……)

美希「そ、それに男の人を一人暮らしの部屋にあげるなんてよくないの!」

春香「そうだよ! やめたほうがいいよ! お料理なら私が教えてあげる! ね?」

響「そうだぞ! プロデューサーは変態だからいつ襲われるかわかんないぞ!」

伊織「響の言うとおりね」

千早「え、ええ……わかったわ……(くっ……)」



響「そうそう! 変態といえば、自分この前のG4Uの撮影の時もセクハラされたさー」

律子「しょうがないわね……今回は制服の響がカバーガールだけど……なにがあったの?」

響「自分、衣装が似合うか気になったから、そうプロデューサーに聞いたんだ。……そしたら、プロデューサー自分の頭をグリグリ撫でて、『最高にかわいいぞ! 俺がクラスメイトだったら惚れてるとこだよ!』って……」ニヤニヤ

あずさ「……」^^

響「それからも、可愛い可愛いってジロジロ見てきて……恥ずかしかったさー」ニヤニヤ

真「響、顔が全然いやがってないよ……」

響「男ってなんで、ああ制服が好きなんだろうな! 全く……変態プロデューサーには困ったもんさ―」デレデレ


雪歩「響ちゃん……お茶どうぞ」

響「お、ありがとう雪歩! いや〜いっぱい喋って喉乾いたぞ…… って熱っ! 熱いぞこれ!!」

雪歩「あ、ごめんなさい……温度間違えちゃいましたぁ……」


春香「(雪歩GJ)……でもわかるな〜。今度私も制服で来て、モテないプロデューサーさんをからかっちゃおうかな〜?」

雪歩「わ、私もやるよ春香ちゃん!」

美希「ミキもいちいち着替えるのめんどくさいから今度から制服で来るの! 別にハニ……プロデューサーは関係ないけどね!」

ワタシモ! ワタシモ! アミタチモ! ショウガナイワネ… ウッウー!


あずさ(ド〇キに売ってるかしら〜?)

律子(まあ、私ならまだおかしくないわよね)


貴音「制服……らぁめんやの制服ではだめでしょうか……」

律子「さすがにそれは……」

千早「四条さん、私、二着もってるので、よければ一着貸しますよ」

貴音「如月千早。気持ちはありがたいのですが……」


(無理でしょ)(無理なの)(無理無理無理無理カタツムリだよ!)



亜美「てゆーか、お姫ちんってラーメンばっか食べてるけど全然太んないよねー」

真「さっきプロデューサーとラーメン食べに行くって言ってたけど、どこに行くの?」

貴音「そうですね……最近はいんたぁねっとで調べたお店に行くことが多いでしょうか」


伊織「でも、女の子を連れてラーメン屋に行くっていかにもモテない男のすることよね!」

貴音「確かに、伊織の言う通り、らぁめん屋はかっぷるでいる雰囲気ではないでしょう……」

美希「ミキだったらその時点でNGなの!」


貴音「ですが……その後の月夜のドライブ……まこと、風情があるものです……」


  「「「!!!」」」


律子「え? ドライブ?」

貴音「はい、先日は『腹ごなしだ』とおっしゃって、月がよく見える丘を散歩いたしました」

あずさ「あらあら〜。暗いところは危ないわよ〜」

響「そうだぞ! き、きっと変態プロデューサーはそこで貴音に変なことをするつもりだったさー!」

貴音「そんなことはありませんでしたよ、響。二人で寝転がって見上げた夜空……都会でも星は見えるものなのですね……」


 ・・・


やよい「たかねさーん? なんか止まっちゃいましたー」

真美「……お姫ちんうっとりしちゃってるよ……」


春香「(まずい!)た、貴音さーん? どうしたんですかー? そんなにプロデューサーさんとの思い出がよかったんですかー? ひょっとして貴音さん、プロデューサーさんのこと好きだったりしてー!?」


貴音「……私は今はただ高みを目指す身……そのようなことにうつつを抜かしてはいられません」

春香「あ、ですよねー。ごめんなさい。変なこと言っちゃってー!」テヘペロ☆


律子(好きじゃない、とは言ってないわ……甘いわよ春香)


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