Novel
□たった一つの理由
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…バカな!!
「ボンゴレリングを持たない君には興味ないのね」
「いっそ本当の死を迎えちゃおうか」
バイバイ――――――
その言葉を最後に意識が遠退いてしまった。
たった一つの理由
『…此処は?』
ふと目を覚ますと豪華な部屋で、周りには医療用の機具がズラリと並んでいた。
僕は白蘭に…負けた
いや、殺されたはずだった。
なのにどうして僕が此処にいる?
わからないまま包帯だらけの体を起こし、辺りを見回す
「やっと起きたんだね、
…骸クン。」