オハナシ。

□無 題
1ページ/1ページ



舞台に立っている君は


水を得た魚のように生き生きとして


少年のように瞳を輝かせて



其処に居る誰よりも漫才師でいられる瞬間を楽しんでいる。




オマエにとって舞台が永遠の恋人ならば



さしずめ、俺は愛人。







約束は要らない。







『待ち合わせはいつもの、センターマイク前。』









【fin.】

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ