Harry Potter

□もしくは切なさの色。
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ついつい嬉しさに顔がにやけ、彼を思ってはため息がこぼれる。


スネイプに自分の気持ちを伝えてから、ひと月程たった。
相変わらず、スネイプは僕を減点し罰則をかす。
変わらないように見えて、でも僕は気づいている。

スネイプは僕と2人っきりになろうとしない。

あんなに通いつめていた地下牢は、僕を寄せ付けようとしない。
罰則は外のー主にトイレの掃除だ。
他の生徒は地下牢に行けるのに、僕だけが行けない。

確かに、調子に乗ってキスしてしまったコトはやりすぎたと思っている。
でも、こうまで嫌われるのはさすがの僕もつらい。
照れているだけ、そう前向きに考えてもあの三割増しの憎しみは無理がある。


いったいどうなってしまったのだろうか。

僕とセブルスの不安定な関係は。
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