ぐうたら同好会-the Lazy Club-
□第3話 キャンプ1日目
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「おはよう。」
彼は至って普通。
左の少し後ろの髪が跳ねている事を除けば。
「みんな何時に来たの?」
「5時ぐらいかな。」
確か時計はそれぐらいを指していた気がする。
テンション高く次元が
「5時10分!」
不機嫌に翔太が
「……4時半。」
早い。それ。
「流石翔太。」
そうこうグダグダと会話しているうちに、公園の前にワゴン車が。
HIROくんだった。
「五分前集合完了か。早いな。ほないこか。」