ぐうたら同好会-the Lazy Club-

□第3話 キャンプ1日目
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6月×日朝5時。

鈴蘭公園の時計はそう言っている。
んー来るの早過ぎたかな?
集合は5時半だ。30分早くついてしまった。
当たりを見回して人影を探す。
ベンチに誰かが座っているのを発見。
かなり不機嫌な顔の翔太だった。

「おはよう、翔太早いね、何時からいるの?」

隣りに座って話を振っても不機嫌な顔のまま。
無言。
至極気不味い。
そのまま、10分。

「やっほー。早いねー。」

次元登場。
助かった…。

「相変わらず機嫌悪いね。」
「五月蠅い。」

次元のテンションを翔太がその一言で一蹴。
普段の彼ならばそんな事はしない(と思う)。
次元は次元でテンションが異常に高い。
いつも高いけれど。

「今日のキャンプ楽しみだね、お楽しみって何だと思う?………」

機関銃の如く息継ぎもせずに喋るから、
何処で返事をしたらよいのかわからない。

そうこうしてるうちにさらに10分。
瀬南が来た。
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