竹取夢物語

□嘆き
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今日は珍しく竹内さんからメールが来た
 
 
私のこと
どう思ってる?
 
…?
………
…!?
…………
……!!!
なんと!!!
 
さぁ困ったぞ…
正直に言うべきか…
焦りは禁物だ…
 
 
[メール]
涼:どういうこと?
 
かぐや:私は涼が好き
 
涼:うん、僕もだよ
 
かぐや:だけど…
 
涼:?
 
かぐや:私はこの世界の人間じゃない
月の光の世界の人間なの
私は月から追い出され、記憶と名前を奪われた
そして来週の月曜日 夜9時に月から迎えが来る
だからそれまでの間しかいられない
信じて
 
涼:信じるよ
 
かぐや:ありがとう
でも意外ね
すんなり信じて
 
涼:僕は竹内さんを疑ったりしない
そう決めた
 
かぐや:名前でいい
 
涼:あ、うん
じゃぁ かぐや
なんだか照れくさいや
 
かぐや:1週間しかないけど
私で良かったら
つきあってくれるかな…
 
涼:僕の方こそ
 
かぐや:良かった
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