ジャイボがゼラの事で悩んでいるそうです。
「―…それでさぁ、僕ね」
ジャイボ、女心が分かっていない。
ニコが私の体重の話をした時、雷蔵と一緒に「女心が分かってない」なんて言っていたくせに。
私はジャイボの事が好きなの!なんて絶対に言えっこない。
「名無しー?」
ふと手が握られた。
身体がビクリとして、離れそうになるとなお強く握られる。
「手、握ってて良いでしょ…?」
上目遣いな瞳と、熱い手。
私は自分の甘さに溜息をつく。好きな人の好きな人についての相談聞くなんて、どうかしてる。
「―良いよ」
心を見透かされぬよう、必死になって笑顔を作ると、ジャイボはほっとしたように微笑んだ。
手を握ってて
(恋って盲目だねぇ)
(え、何の事?)
・・・・・・・・・・
ゼラジャイ←ヒロイン
になってる。死
次こそはまともなの
書きます…っ!20080421