04/21の日記

23:57
アタマがズキズキする〜
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「ん゛〜、あたまいたいさ〜」


ベッドの中で唸る小さな少年、側には椅子に座ってその頭を優しく撫でる人


「薬が効けば治る筈だ、もう少し辛抱しろよちび助」

「う〜、にがかったさ〜」




薬の味を思い出したのか痛みと苦さに顔を歪める少年は、ティムを抱きしめまだまだ唸る。そんな様子をみながら少年の父は思う。



これだけ元気なら風邪ではないだろう。と


眠りに付くまで側にいてやろうと。父は時折「大人しくしろ」と声をかけては息子に抱きしめられる度に苦しそうなティムを見て笑った。






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