「空色パレット」

詞・曲 yurie


今日もまた人混みで
忙しい日始まる
風に舞う紙屑
早足な僕のリズム狂わす

淀んだ街で夢さえも
霞んでしまいそう
嫌になって逃げ出した
誰もいない丘の上
沈んだまぶたに光が差した

瞳を開けば高く広がる
虹をも越えた空色パレット
壊れそうな心包み込んだ
僕らがこれから生きていく世界
汚したくない未来図があるから
忘れないで
綺麗な空の色を


終わりなどない世界
果てしなかったはずさ
何故狭くなったの?
いつ温かい色を失くしたの?

夢や理想はモノクロじゃ
何だか物足りない
全てが叶う時代で
誰も作り出せないもの
人は敵わない
壮大な生命(いのち)

失いたくない過去の形を
繋ぎ止めるよ空色パレット
記憶の中の景色
変わらないで
清らかに揺れる季節数えて
自分なりに描いてみた世界
もっと知りたくて
ずっと守りたくて

透き通った青に染まった僕を
低い太陽が赤く照らし出す
気が付けばいつでも
何処でもどんなときも

瞳を開けば遠く広がる
虹をも越えた空色パレット
その輝きは僕らが守るから

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