+紅色ドロップ+

□第二話
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「ねぇ、金宮君は句斬会長と付き合ってんの??」

それはお昼を食べに句斬とこーと食堂へ行こうとした時だった。突然後ろから知らない先輩(上履きの色から変態と同学年と認識。)から話しかけられたのだ。
俺は即答で「違います。なんなら先輩に上げますよ」と言って通り過ぎたのだが、後からこーが蒼い顔して追ってきていた。
「ゆんゆん、まずい相手に喧嘩売ったね・・・」
「は??」
「あれ・・・馬鹿の親衛隊隊長。」
「親衛隊隊長!?」
驚いて大声を出すと、
二人が俺の口に手を押さえた。
「お前、あたりまえだろ??」
「なんでお前達学校に親衛隊がいる事を当たり前のように感じるんだよ!!!」
「「ココ以外の学校行った事ないから。」」
あーそぅですか。
どーせあんた達はココから出た事もない世間知らずですよぅ。
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