短き世界
□最初の婚約者は!?
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やっとで来たフェイト。
「ごめんね…遅れて」
…ぉぅ。
言葉を失うぐらい、今日のフェイトは綺麗だった。
生まれてこのかた、ここまで、黒いドレスが似合う女性には会ったことがない。
だからと言って、大遅刻を許す訳ではないが…今日は許すとしよう。
「きゃいと、いひゃい、いひゃい」
俺はフェイトの頬を捻る。
腫れないぐらいに…
まぁ、今回は許してやろう。
「ありがとう」
しかしまぁ〜似合うな。
黒…フェイト程、黒が似合う女性は初めて会ったよ。
「そ、そんなお世辞言っても〜///」
世辞じゃないよ…綺麗だ。
戒人はフェイトの手を握り、見詰める。
「戒人…」
なんか言い感じになってきましたよ、皆さん。
なんだよ、このピンク色オーラは。
さて、行きますか♪
「うん///」
戒人とフェイトは車に乗り、戒人がエンジンをかけ、後ろの運転手に゛頑張れ゛と言うと車を出した。