Buried

□一人と独り…
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「大好きだよ、セブルス」

「あはよう、セブルス」

「おやすみ、セブルス」

「どうかしたのかい?」

「また試合の新記録を作ったんだ!」




いつも五月蠅いぐらいに声をかけていた男

ジェームズ・ポッター

いつからか…


私はお前がいないと何も出来なくて

何もしようともおもわなくって


ポッターが手をさしのべてくれるのを待っていた



セブルス「馬鹿馬鹿しい…」





暗い地下室にある私室

ふと見つけた日記帳


中に書いてあるのは…




一番楽しくて何も知らない時期のこと

ジェームズが生きていたときのこと



いつも一人で読書をして…

勉強して…

食事をして…

それで我輩の一日は終わるはずだったのだ…





ジェームズ・ポッターという男に会うまで



あまり書かれていない日記帳をぺらぺらとめくりつつ

机の上で読んでみることにした
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