Buried

□一人と独り…
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最初の頃はブラックに対する嫌悪ばかりつづっている



最後はほとんど奴のことばかりだ。





ツーと温かいものが流れる

まさか自分にもまだこんな感情を持っていたなんて…


「本当に…馬鹿らしい…。」



コンコン。


セブルス「誰だ?」



「グリフィンドールのポッターです…。」

あぁ、なんて…


セブルス「レポートか?」

「はぃ…。」

奴に似ているこいつを我輩は指導しなければいけない?

セブルス「そこに置いてくれ」

ドス…

「失礼しました…」

バタバタバタ…



地下室に響くポッターの足音

それはまるでジェームズがまた悪戯をしたのかと思うほどの騒がしい足音





セブルス「何故…いつから一人が辛くなった…?」


自問自答


一人は別に昔から苦ではなかったのに…


いつから独りになることを恐れたのだろうか…


ジェームズ・ポッター


奴がいたときは…



独りじゃなかったのに。











END


ハリーはまだ一年生でビクビクしながらレポートを回収したので届けに来た。みたいなカンジです。
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